弁護士の安部真弥です。
卒業式のシーズンになり、袴姿の女性の姿をちらほらと見かけます。
私は、大学の卒業式には普段着で出席し、特別な装いはしませんでした。
袴などをレンタルできるようにと、祖父母から卒業祝いのおこづかいももらっていたのに、当時、お金がなかったことや、なんとなくめんどくさかったことなどから、そのお金を生活費にまわしてしまったのです。
祖父母や母からは、記念になるし袴や着物を着たほうがいいよと言われていたのですが、当時の私は聞く耳もたずで、祖父母を残念がらせてしまいました。
ですが、今では、記念だし、もう袴なんて着る機会もないし、袴姿になっておけばよかったなぁととても後悔しています。
子どもの頃や、若い頃に、年長者から頂くアドバイスは、当時はうるさいと思ってしまったり、聞き流してしまったりしていましたが、今になって考えると、本当に私のためを思い、自分たちの経験から得た的確なアドバイスをしてくれていたのだということが分かります。
歳をとるにつれ、人からアドバイスを受ける機会も減りますが、いつになっても、周りの人からのアドバイスには耳を傾け、よりよい自分になれるよう研鑽を積んでいきたいものです。
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