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弁護士の池田賢太です。

 

7月13日の月曜日、お昼と夕方、2回にわたって若者たちが街頭宣伝を行いました。そのタイトルが、「強行採決 なまらムカつく!!」でした。

そして、今日、衆議院平和安全法制特別委員会は、戦争立法可決の強行採決をしました。なまらムカつく!!

 

私は、講演会で繰り返し、繰り返しお話ししていますが、この闘いに負けはありません。確かに、憲法は蹂躙されています。表面上はボロボロになっているかもしれない。

だけど、その核心部分である「民主主義」とそれを支える「個人主義」と「自由主義」は、色褪せることなく、むしろ輝きを増しています。自民党をはじめ改憲勢力は、戦後一貫して、この核心部分を壊そうと躍起になっていたけれど、そこに手をつけさせていないのです。そして、今も、その核心部分を守りぬくために多くの個人が立ち上がり、抵抗し続けています。

その意味で、私たちは負けたことがありません。百戦百勝です。彼らこそ、一度も勝つことなく、負け続けて来たのです。

私たちが負けるときは、私たち自身が、個人主義を手放し、自由主義を手放し、民主主義を手放し、そして立憲主義を手放したときです。

だとすれば、私たちに負けるときは絶対に来ない。

秘密保護法も、昨年の閣議決定も、今日の強行採決も、あるいは今後行われるだろう数にモノを言わせた参議院採決や衆議院の再可決も、私たちが乗り越えなくてはならない、数多の試練のひとつです。

個人の尊厳を掲げ、自由と平和を叫ぶ私たちの理想や理念が間違っているはずがありません。

そもそも、今日の強行採決は、95日間の国会延長されたときから、予定されていたことじゃないですか。 想定内のことじゃないですか。

この採決を止められなかったと、無力感に襲われる必要は全くありません。ただ、闘いが次のステージに移っただけなのです。衆院本会議、参議院特別委員会、参院本会議。まだまだ、私たちがやるべきことは残っています。

多くの市民は、行動する私たちに希望と期待を持っています。様々な事情から、行動出来ない人もいるでしょう。私たちは、そんな人をこれからもっともっと仲間に取り込んでいかなければなりません。

もう一度、確認しましょうよ。私たちの理想や理念が間違っているはずなど、絶対にありません。

下を向き、卑屈になっているところに、仲間は集いません。頑張ってきたからこそ、やるせない思いにかられますが、私たちが諦めたら、彼らの思うツボです。

怒りを力に。

傷みを力に。

私たちは、絶対に許さない。

私たちは、絶対に負けない。

私は、今日も予定通り憲法カフェをやります。一歩も引かない覚悟です。摺り足で、少しずつでも、前に進みます。

いつも元気に頑張ることはとても大変だけど、私たちは独りではありません。

胸を張って、堂々と抗議の声を!行動を!

 

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