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B型肝炎訴訟 新たに67人和解

集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染した患者らが国に賠償を求めている全国B型肝炎訴訟において,11月9日,札幌地裁で新たに67人の和解が成立し,翌日の北海道新聞でも報道されました。北海道訴訟の原告1036名のうち,計234名の和解が成立したことになり,和解済みの原告の割合は23%となり,第一陣の和解以来,初めて2割を超えました。
和解のペースが少し早まってきたことを受けて,弁護団代表の当事務所の佐藤哲之は「国の改善努力は評価するが,全体の提訴件数に比べて和解成立はまだわずか。国は一層テンポを速めてほしい」をコメントしております。

現在も,随時,相談を受け付けておりますので,感染原因に心当たりがないにもかかわらず,B型肝炎に感染されている方は,ぜひ,弁護団にご相談ください。和解成立後は,キャリアの方には定期検査の費用助成制度もあります。
また,B型肝炎は,集団予防接種において誰が感染してもおかしくはない病気です。できるだけ早く,一度は検査を受けることをお勧めします。

≪相談窓口≫
全国B型肝炎訴訟北海道弁護団事務局 電話 011-231ー1941

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