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11月3日「司法修習生の給費制復活を求める市民集会」

司法修習生は,司法試験に合格した後,裁判官・検察官・弁護士になるために最高裁判所から研修を義務づけられている人たちです。この司法修習生には2011年まで修習の間に給与が支払われていました(これを「給費制」と言います。)が,2011年11月にその給与が廃止されて生活を維持するためのお金を貸し付ける制度(これを「貸与制」と言います。)が始まりました。

札幌弁護士会では,2012年11月3日に「司法修習生の給費制復活を求める市民集会〜きみは,なぜ,法律家を目指すのか。」と題して,司法修習生の給費制の廃止の問題について考える市民集会の開催を予定しております。

貸与制になると,修習生が弁護士になるまでに300万円の借金を背負い,弁護士としての第一歩を踏み出すことになります。学生時代に奨学金を利用していた場合には,合計1000万円の借金を抱えて弁護士業を開始する方もいるそうです。

今回の市民集会には,「のりゆきのトークDE北海道」などでお馴染みの佐藤のりゆきさんをコーディネーターにお迎えして,医師・マスコミ関係者・弁護士と,給費制について幅広いテーマでパネルディスカッションが行われる予定です。
みなさまとともに,法曹養成のあり方について,深く考える機会にしたいと思います。
ぜひご参加くださいますよう,よろしくお願いいたします。

なお,当事務所の橋本祐樹は,ビギナーズ・ネット北海道支部の代表として,この市民集会の企画にも携わっており,札幌弁護士会の広報誌(ウココロ)に事前インタビュー記事が掲載されております。
ぜひ一度,ご覧ください。
http://www.satsuben.or.jp/ukokoro/article/article06.html


日 時 2012年11月3日(土) 13:30〜15:30(開場13:00)
場 所 国際ホール(札幌市中央区北4条西4丁目1 国際ビル8階)

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