北海道、札幌を中心とした法律事務所です。財務整理や民事事件など多様な法律問題の解決に取り組んでいます。

 

そうだ!選挙に行こう!

 弁護士の池田賢太です。

 

 いよいよ第18回統一地方選挙が始まります。皆さんの貴重な1票を、私たちの生活を豊かにしてくれる・くれそうな候補に投じましょう。

 

 そうはいっても、なかなか自分の1票の重さって考えられないですよね。どうせ、私の1票はたかが1票なのだから。

 でも、当選するには、あなたのその1票が必要なのです。何百万票集めた候補がいたとしても、それはいきなり100万票が入ったのではなく、どこまでも1票1票の積み重ねでしかないのです。たかが1票、されど1票です。

 

 さきほど、「私たちの生活を豊かにしてくれる・くれそうな候補」と言いました。この「豊か」とは何か、ということも考えてみたいと思います。

 いろいろな考えがあると思いますが、私は今の生活をしっかりと見据えた上で、今よりも「豊か」な生活を求めたいと思います。お金も欲しいし、おいしいものも食べたいし、好きなだけ寝ていたい。でも、そんなことじゃ暮らしていけないので、働いてお金をもらって、充実した毎日を送りたいな、と思います。

 サービス残業をなくすだけでも「豊か」になるし、奨学金を返さなくてよくなるだけで「豊か」になるし、病気のときにはしっかり休んで医療を受けられるだけでも「豊か」になれる。そしてなにより、平和の中で生きていくということは、やっぱり「豊か」なことなんだと思うのです。

 

 私が求める「豊か」さは、当たり前のことが当たり前になされる社会です。だれかの犠牲の上に成り立つのではなく、みんなで分かち合う社会です。豊かさの尺度が経済的価値にばかり置かれているのは、決して豊かな状態ではないと思います。

 仕事をする時間、大切な人と過ごす時間、勉強する時間、おいしく食事をする時間、ゆっくりと体を休める時間。この中で経済活動をしているのは仕事をしている時間だけです。でも、それを支える時間が無ければ、仕事をすることすらできません。人間らしく生きられること。それは何よりも「豊か」なことだと思います。

 

 統一地方選挙は、私たちの暮らしに直結した選挙です。私たちの代表を選ぶ、大切な選挙です。同時に、国政にも大きな影響を与える選挙です。自公勢力が支持を増やせば、安倍内閣は今の政策が支持されたとして、沖縄の問題、有事法制の問題、労働改悪の問題をどんどん強行してくるでしょう。一見すると、私たちとは遠いところにある問題も、私たちの生活に直結しています。

 安倍首相は、国民のことを見ているようで、私たち一人ひとりのことは全く見ていません。抽象的な「国民」というものを見ているようですが、具体的な「個人」を見ていません。国民の安全を守ると言いながら、沖縄の人々の民意は無視し自衛隊を「わが軍」と呼び積極的平和主義の名のもとに私たちを危険にさらしています。このような政治をこれ以上進めることは許せません。

 統一地方選挙の勝敗は、今後の国会運営にも必ず影響を与えます。私たち自身が、どのような生活をしたいのか、しっかりと考え、貴重な1票を投じてほしいと思います。

 

「一大事!奨学金が返せないのはヨーカイのせい?!」をやりま〜す☆

 弁護士の橋本祐樹です。

 3月15日(日曜日)の午後3時から午後5時まで、札幌テレビ塔2階「すずらん」で、奨学金(主に日本学生支援機構の貸与型奨学金)のイベントを行います!

 タイトルは「一大事!奨学金が返せないのはヨーカイのせい?!」です!!

 いま、巷では、子どもたちが何でもかんでも「妖怪のせい」と言って、親や教員を困らせていると聞きます(笑)

 

 ホントは自分が悪いのに「妖怪のせい」とか「私がいくら説明しても、分からない人は分からない」などと言って言い逃れを図るのはいけませんね(爆)

 しかし、奨学金問題(主に日本学生支援機構の貸与型奨学金を借りないといけない問題及び借りた後の返済が必ずしも容易でないにもかかわらず救済につながるのも困難がある問題)の背景には、「借りたものは返せ」「大学に行ったお前が悪い」などという単純な「自己責任」論で片付けられない、まさにヨーカイのような原因が横たわっているのです。

 私は、当事務所の池田賢太弁護士とともに「北海道学費と奨学金を考える会 インクル」で活動してきましたが、そのヨーカイの正体について改めて考え、ヨーカイ退治の方法なども考えるイベントをやることにしたのです。

 2年前の7月にも同様のイベントを行い、報道もされ、少しは社会的関心も高まったと思っています。

 しかし、これから奨学金という名の学生ローンを借りる人、今借りている人、今返している人、返すのが困難になっている人、機構から裁判を起こされている人、保証の責任を追及されている人など、当事者において、その「おかしさ」や対処法を正確に理解していないのではないかと思っています。

 そこで、改めて、色んな世代の人に参加していただき、奨学金問題について考え、知識を得、対処方法等を身につけていただく機会を設けることにしたのです。

 第1部は「ヨーカイの正体は?」と題して、日本学生支援機構の奨学金の問題点について考えます。具体的には、奨学金問題に詳しいスーパー大学職員から大学での奨学金取り扱い実情を話していただき、そのあとに奨学金問題全国会議事務局長の岩重佳治弁護士から相談事例等を踏まえた機構の奨学金の問題点をご指摘いだきます。

 第2部は「ヨーカイ退治の方法は?」と題して、参加者相互に意見交換をしながら、対処方法等を検討します。具体的には、3~4個のテーブルに別れて、返還シミュレーションをしたり、政策を考えたり、保護者の責任(保証債務など)について学んだり、ということを考えています。

 春は進学や卒業のシーズンです。春が来る前の準備として、一緒にヨーカイについて考えませんか?

 みなさまのご参加をお待ちしております☆

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(チラシのダウンロードはこちら ↓

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TPPは憲法破壊の協定です。即時交渉離脱を。

「信頼はいつも専制の親である。」

 弁護士の佐藤博文です。

 「信頼はいつも専制の親である。」、これは、アメリカ憲法の起草者で後に大統領にもなったジェファーソンが、憲法と民主主義について説いた有名な言葉です。

 国民が主権者であり、民主主義を理念とする国家は、政治家を信頼して任せてはいけない。国民が情報をもって自ら決定しなければならない。そうでないと専制政治を招くと。民主主義にとって一番大切なことです。

 ところが、TPP交渉はどうでしょうか。

 参加国には秘密保持契約の締結が求められます。日本政府は、平成25年7月、マレーシア交渉から参加するにあたって、交渉中はもとより協定発効から4年間は交渉経過等内容の開示を一切禁じる協定にサインしました。その結果、全てが秘密に進められ、国会議員すら何も分かりません。締結した後に「まずかった」と思い直しても、交渉の内容を検証し、後戻りすることもできません。

 このようなことは、国民主権を定めた前文や第1条、国民の知る権利を定めた21条などに反する、重大な憲法違反です。

 政府は、「わが国の国益を最大限に実現する」と言いますが、誰がそれを保証し、誰がそれをチェックするのか。王様が平民に向かって「我を信ぜよ」と言うのと同じではないでしょうか。

 「日本は、いまやアメリカ憲法と同じ原理にたつ民主主義の国である。だから、憲法と民主主義に反する交渉はできない」と言えば、アメリカに返す言葉はないのです。いまなら交渉離脱は簡単なのです。

「国の主権を損なうようなISD条項は合意しない」

 これは、安倍政権が誕生した平成24年末の総選挙において、自民党が掲げたTPP反対の公約スローガンです。

 政府・自民党が、TPP協定に含まれるISD条項が、食の安全、医療・福祉・教育、労働法制、産業振興、地域振興などの様々な国内規制=非関税障壁を撤廃させることに本質があり、わが国の主権を侵害しかねないことを知っている証拠です。

 ところで、この耳慣れない「ISD条項」とは何でしょうか。

 外国投資家(企業や個人)が、投資協定に反すると考えたときに、その国を相手に国際仲裁機関に訴えることができ、訴えられた国の政府はその仲裁判断に無条件に従うことを約束することを定めた条項のことです。

 この場合の「政府」には中央政府だけでなく、地方自治体や政府投資機関まで含まれ、「措置」には行政府の行為だけでなく、法律や制度、裁判まで広く含まれます。

 簡単に言いますと、外国投資家の前に国家が自ら主権を制限し、彼らの金もうけの自由を最大限に保障してやる制度です

 ISD条項に基づく提訴が急増したのは、1994年発効のNAFTA(北米自由貿易協定)からでした。累計件数が450件に及び、原告企業の数はアメリカが断トツに多く、勝ったのはアメリカ企業だけだと言われています。仲裁の結果を秘密にできるので正確なことすら分からないという状況です。何とも恐ろしい話です。

 ISD条項は、国会が国民の最高意思決定機関であるとする憲法41条や、日本での紛争は日本の裁判所で解決できるとする憲法76条に反する、重大な憲法違反です。

給費制廃止違憲訴訟札幌訴訟第1回口頭弁論期日報告…漢字ばかりズラズラと長いタイトルでごめんなさい(汗)

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 弁護士の橋本祐樹です。

 給費制廃止違憲訴訟札幌66期訴訟の第1回口頭弁論期日が行われました。

 司法試験合格後1年間義務づけられる司法修習において、スキルとマインドを醸成しなければならないため、修習専念義務が課されアルバイトが禁じられることが要請されるにもかかわらず、2011年から給料が出なくなりました。それはおかしいということで、「無給制」(実態をごまかされて「貸与制」と呼ばれることもあります)のもとでの修習を終えた弁護士らが次々と提訴しています。給費制の廃止は人権侵害であり違憲であると主張しています。

 無給制第1期生の65期元司法修習生は、東京、名古屋、広島、福岡の各地裁で、合計210名の原告で裁判を起こし、現在も闘っています。
 無給制第2期生の66期元司法修習生も、東京、熊本、そしてここ札幌で、約160名で裁判を起こしました。代理人は全国で600名を超えています。札幌では、札幌弁護士会に登録した66期元司法修習生の約4人に一人が原告です。

 札幌訴訟の第1回期日では、原告団長の小林弁護士、全国弁護団長の宇都宮健児弁護士、札幌弁護団長の高崎暢弁護士から、それぞれ意見陳述がありました。

 小林弁護士は、自らの家庭の経済状況などを語りながら、幸運にも司法試験に合格できたが無給であったことから苦労したエピソードや、「司法が,困っている人も含め,どのような立場にいる人に対しても平等に接するものであるのに,その司法の担い手となるための入口で,裕福な家庭の出身か,経済的な余裕があるかどうかという選別が行われている現状に,私は非常に強い違和感と危機感を覚えます。」と、無給制の本質をえぐった陳述をしました。
また、「私は,このような現状が今後も続き,志ある後輩や優秀な後輩が経済的事情のみをもって法曹への道を断念せざるをえない状況となるのを防ぐため,本訴訟の提起に至りました。本訴訟は,決して,自分たち原告11人の権利のみを主張するものではありません。将来の司法の担い手,ひいては将来の司法制度そのもののために,現状を変えるために訴訟を提起しました。」と本訴訟を提起した理由を、クールに、しかし熱く語っていました。

 宇都宮弁護士は、戦前、弁護士は判事や検事より一段下に置かれたこと、弁護士試補の修習の内容も判事や検事の卵である司法官試補とは異なり無給であったこと、それが原因で人権弾圧を抑止できなかったこと、その反省の上に統一修習と給費制が導入され、それを定めた裁判所法が日本国憲法と同じ日に施行されたこと、など法曹養成の歴史に遡った陳述をしました。また、政府が給費制廃止の理由として挙げる理由には、全く根拠もないことをデータを示しながら説得的に話しました。

 高崎弁護士は、「どうか,給費制が廃止された現在の修習の実態,そして,若い原告らが体験した,経済的理由から,またそれに派生して起きた,あらゆる辛酸をしっかりと受け止めて欲しい」と熱い前置きをしたうえで、アンケートから浮き彫りになった無給下の修習生が「食費を切り詰める,病院に行くのを控える,書籍は買わない等の状態におかれている」こと、これにより法曹倫理という高度な倫理観、人権感覚、正義・公平というバランス感覚、社会人としての知識・素養を欠いた法曹が輩出されることは将来に渡っての社会的な損失になることを話しました。

 いずれの意見陳述も素晴らしく、裁判官や被告国の代理人である訟務検事も、頷きながら聞いているように見えました。
 各意見陳述の後には、思わず拍手をしそうになりました。

 80人ほど入る法廷の8割程度の傍聴者がおり、その中には一般の方も多くいました。傍聴をした一般の方からは、「なんでこんな制度になっているのか理解できない」「この裁判、応援します」などというお声がけもいただきました。

 先輩弁護士のみなさんも多数傍聴にかけつけてくれ、原告のみなさんは心強かったはずです。先輩弁護士は、無給制により、戦後の司法の民主化の中で獲得されてきた価値が無給世代の後輩へ受け継がれなくなることを危惧しているのだと思いました。

 給費制廃止違憲訴訟札幌訴訟の第2回口頭弁論期日は、4月23日(木曜日)11:30から、札幌地方裁判所805号法廷(8階)であります。
 次回も意見陳述を予定しています。
 みなさま、お友達を誘って、傍聴にいらして下さい☆
 

新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。

 みなさん 昨年末の総選挙で自民党・公明党の与党が3分の2を超える圧倒的多数の議席を獲得しました。早速、安倍首相は、安倍内閣の二年間が信任されたとばかり、アベノミクスの推進だけでなく、原発再稼働や集団的自衛権を含む安全保障法制の整備、更には改憲論議の推進まで口にしています。

 しかし、みなさん 与党の議席は小選挙区制という制度のなせる結果であって、決して国民の支持を反映したものではありません。そもそも投票率は戦後最低の52%、自民党・公明党の比例総得票数2600万票(47%)は全有権者の24%にすぎません。自分の最も都合のよいときに解散・総選挙を行ったのに圧倒的多数の国民は安倍内閣を支持しなかったのです。

 むしろ、ブレることなく自共対決を貫いた日本共産党が8議席から21議席に躍進したことに注目したいものです。

 みなさん 安倍内閣の政治手法をみてくると、今度の選挙で今後4年間の政治が白紙委任されたとばかりに、次々と悪政を強行してくることが予想されます。しかし、安倍内閣の政策は、エネルギー、外交・安全保障、憲法はもちろんのこと、一枚看板のアベノミクスでさえ、多くの国民の利益と相容れないものであることが明らかになりつつあります。

 矛盾は多数を結集します。多数の国民の力で安倍内閣の企みを一つ一つ打ち砕き、戦争する国づくりを阻止しましょう。そして、みなさんとともに憲法の理念を生かす平和で豊かな国をめざす一年にしたいものです。

                                   北海道合同法律事務所一同

サッカーアジアカップと集団的自衛権

 弁護士の佐藤博文です。

 札幌弁護士会には、サッカーチームがあります。私は、創立時からの(名前だけの)部員です。そんな私のサッカー談義を1つ。

 アギーレ監督の八百長試合関与が話題になり、来年(2015年)の1月9日〜31日のサッカー・アジアカップ(オーストラリアで開催)での指揮(選手の“士気”も)を心配する報道がされています。確かに心配です。

 実は、この大会の予選(D組)で、日本は中東のイラク、ヨルダン、パレスチナの3チームと戦います。偶然にもこの地域は、紛争が激化し、難民(シリア、「イスラム国」など)が大量発生、人道支援が必要とされ、日本の係わり方が問題になっている地域です。
 世界の戦争と平和の「へその緒」とも言うべき地域です。しかも、安倍首相は国会で、ここ中東のインド洋入口にあたるホルムズ海峡は集団的自衛権行使の対象であると発言しました。日本国民は、この問題も真剣に心配すべきでしょう。
 
 サッカーというスポーツを契機に、対戦国・選手のことを知り、日本の関わり(イラク戦争責任、パレスチナ問題の米国追従外交、中東での集団的自衛権行使など)について考えたいものです。イラク、ヨルダン、パレスチナの3国がどのような試合をするか(選手の交流や観客の応援ぶりも)にも注目したいですね。
 自国チームのことだけでなく、相手チームや選手のバックグラウンドにも関心をもち、理解しようとする日本人でありたいですね。

皆様 良いお年をお迎えください。

A to Z うえむらあい & かまちさちこは、集団的自衛権の行使に反対する!?(2)

 弁護士の笹森学です。

◆→Z
 前回はAIをとりあげました。
 今回とりあげる蒲池幸子(かまちさちこ)こと坂井泉水(さかいいずみ)、すなわちアルファベット最後のZを冠したZARDの世界は、AIと対照的です。

 *ここではZARDイコール坂井さんとして扱います。

1 1967年生まれの彼女は、AIが圧倒的パフォーマンスを見せた翌年の2007年、40歳の若さで亡くなりました。がんで闘病中、入院先の慶應大学病院の階段から転落しているのを発見された彼女は、その孤高を示すと同時に、まさにレジェンドとなりました。


2 ZARDの世界には、どんな場面だろうと、たった一人の「あなた」しか存在しません。

 すなわち、「世界中の誰もが どんなに急いでも 私を捕まえていて」(Don't you see!)、「信じていても きっとFaraway 思い出になる だから今は行かないで欲しいの 抱きしめて 夢が消える前に」(Good-bye My Loneliness)、「もしあなたを忘れられたら それでもわたし生きていけるのかな」(Today is another day)、「My dream,Your smile 忘れようとすればする程 好きになる それが誤解や錯覚でも」(心開いて)、「きっと忘れない 眩しいまなざしを 信じたい 信じてる あなたが変わらぬように」(きっと忘れない)、「あなたを想うだけで 心は強くなれる」(マイ フレンド)、「今はあなた以外考えられない 胃が痛くなるほど こんなにはまるなんて 価値観は吹き飛んだ!」(世界はきっと未来の中)、「すべてを手に入れることが愛ならば もう失うものなんて 何も怖くない」(永遠)、「君の胸へと戻る時が来た 手を繋ぎ 今踏み出した 新しいこの宇宙へと」(ハートに火をつけて)・・・。

 これらのリリックからは、今この刹那の2人こそが確実なもので、それ以外の人は風景にしか過ぎず、多くの他人との交わりには無関心で、自分の半径3メートルの恋愛にしか興味がないように見えます。これは、1対1の世界で得た愛を、お隣近所ひいては世界中に広めようとするAIのスタンスとの際立った違いに見えます。それは、揺れる想いの中での「こだわってた周りをすべて捨てて 今あなたに決めたの」、だから「in your dream」、すなわち<あなたの中で私は生きる>と決意するリリックに象徴されています。

 このような彼女は、そもそも集団的自衛権の行使いかんには興味を持たないかも知れません。人々の愛と平和を気にすることなく、戦火も彼方の出来事と思っているのでしょうか?


3 しかし、それは違います。
  ZARDの世界が閉ざされているように見えるのは、それがどのような形であれ、恋愛という極私的な問題には自分で対処するしかない、自分の来し方は自分で決着するほかはない、という強い意思が示されているからです。その意味でZARDの世界も、いわば極めて自律的で自立した女性のものなのです。したがって、2人以外の他人に無関心で他人を拒絶するものではありません。

 同時に、だからこそ『無常に流れる時の中で今この一瞬をより良く生きよう』というメッセージが込められているのです。

 それを証明したのが、ZARDが亡くなる2年前の2005年にリリースした後期の傑作「星のかがやきを」です。

 それまで見つめ想う対象としてしか存在しなかった君(恋人)は「本気で世界を変えたいと思ってる私のヒーロー」となって具体化します。ZARDのリリックの中で「星のかがやきを」での変貌した彼の造形は特筆に値します。2人の閉ざされた世界を超えて、他人と当然に交わる広い世界へ羽ばたく、すなわち社会性のある恋人となったからです。

 そして、「喧嘩しようよ 価値観をぶつけあって もっと大きく世界を目指そう」、「ちゃんと逢って 眼を見て話したいね 低空飛行やめ エンジン全開で」と化学反応を起こす互いに自立した積極的な2人として歌われます。だから「あんなに誰よりも近い存在だったのに 別れてしまうと他人より遠い人になってしまうね」と思っても、「何かが終われば また何かが始まる 哀しんでるヒマはない スタートしよう」と、別れがあっても、この時の流れの中で、2人が出会ったことが大切なのだ、と圧倒的に明るく、そして前向きなメッセージとなっています。

 「何かが終われば また何かが始まる 哀しんでるヒマはない スタートしよう」というリリックに込めた思いは?と問われ、ZARDは何と<時は無常である>と答えたそうです。過去に囚われず今この一瞬をより良く生きよう、というメッセージを発し続けた彼女の真骨頂を示しています(彼女は、伝説の船上ファーストライブで、今日は「一期一会」と挨拶しています)。


4 では、「本気で世界を変えたいと思ってる私のヒーロー 眩しいね」と歌う時、彼女は自立した女性として、彼にどのようなイメージを託しているのでしょうか?

 ZARDのメッセージの核心は「今この一瞬をより良く生きよう」ですが、その根底には「時は無常なり」という確信があります。そして、そのような感性が生まれた背景には彼女特有の体験があった筈です。その手懸りとして、ZARDの読書体験に「夜と霧」があったことを指摘してもいいでしょう。アウシュビッツの体験を記したV.E.フランクルの手記で、不朽の名著です。原題は「それでも人生に然りと言う。ある心理学者、強制収容所を体験する」です。そして、ZARDはファンクラブを通じてリルケとニーチェを薦めたと言われています。リルケの「若き詩人への手紙」には<朝から晩まで夢中になれれば、もはや君は詩人だ>という趣旨の一節があり、ニーチェは実存主義の巨匠です。まさに「無常に流れる時の中で今この一瞬をより良く生きよう」というZARDのメッセージの源流を見た思いです。そして、彼女の描く世界は、他人への攻撃や暴力とは全く無縁です。

 そうすると、彼女が、「私のヒーロー」の胸の内に戦争もやむなしと考える感性を認めるとは到底思えません。

 すなわち、ZARDが歌う「本気で世界を変えたいと思っている私のヒーロー」が安倍首相である筈がないのです。


5 したがって、「星のかがやきよ」を発表したZARDが集団的自衛権の行使に賛成するとは思えません。おそらく、表立って異を唱えないかも知れませんが、ZARDは、戦火の中でも今を大切により良く生きようとすると思います。そして、殺戮の戦火を悲しみ続けるでしょう。

 そして本来は、グラウンドの片隅で、たった1人からたった1人に向けられたはずの「負けないで」の健気な気持ちを、あらゆる人々に向けたエールとして伝え続けたZARDにとって、自分のエールを届けようとした人々が殺戮に巻き込まれることを忌み嫌うでしょう。そして彼女の死後もコンサートに集い、その彼女を愛し支え続けたファンも、同じように集団的自衛権の行使に賛成するとは決して思えないのです。
 

◆このように30代〜40代の人々が、無関心のようでいて、本質的には集団的自衛権の行使を忌み嫌い、殺戮の戦争をやむなしと考える感性の持ち主であるはずはないのです。


◆・・・と書いて来たところで、共同通信の無作為アンケート結果が報道されていました(8月4日付け琉球新聞朝刊)。
 それによれば、8月2、3日に共同通信が実施した電話調査で、集団的自衛権の行使に反対が60.2%(賛成31.3%)で前回調査より5.8ポイント上昇でした、閣議決定は説明不足が84.1%(十分12.7%)となりました。とりわけ、年代別では20〜30代では、集団的自衛権の行使に反対は69.7%(賛成24.5%)で前回調査よりも17.9ポイント上昇でした。

 やはり、若い感性は捨てたものじゃない!のです。
 NO PEACE,NO LIFE !

                           
♥ このコラムは、AIとZARDのリリックを借りて筆者の想いを表現したもので、彼女たちの主義主張を断定するものではありません。

 彼女たちは、例えば、人民解放軍的なものを支持するかも知れないし、例えば、スーザン・ソンタグのように正義の戦争を支持するかも知れません。
 また、ブログ<ZARDな日記>に大変な影響を受けました。とても感謝します。

(おしまい)

A to Z うえむらあい & かまちさちこは、集団的自衛権の行使に反対する!?(1)


 弁護士の笹森学です。

◆ 集団的自衛権とはヤクザの論理

 集団的自衛権を行使するとは「てめぇ、俺のダチを殴ったな。許さねぇ」「あんたは俺を殴っちゃいねぇが、渡世の義理だ。悪く思うな」というものです。これを軍隊でやるというのです。

 この結果、数えきれない市井の人々の生命が死屍累々と大地を覆うか霧散霧消するのです。愛くるしい子どもの顔面が歪んで吹き飛び、臨月の妊婦のお腹を銃弾が突き破り、振り向いたあなたの母親の全身がハチの巣になり、子どもに近寄ろうとした父親のはらわたがズリ出て自分で踏んで転倒する。
 これをコンピューター機器による無感覚の戦闘行為が引き起こすのです。
 もはや愛だの恋だのへったくれもありません!
 わが安倍政権は、用意周到な全方位外交が望まれる現在に、国民の平和と安全を「武力で」守ると称して日本国民を殺戮の世界へ連れて行こうとしています。
 「殺戮を厭わず」。これが安倍政権の言う積極的平和主義の本性です。でも、余計なお世話です。

◆ 憲法が守って来た69年の平和が壊される今・・・

 日本は、敗戦後69年に亘り一切の交戦をせず他国にも自国民にも戦死者を出して来ませんでした。200以上にも上る世界の国々が日本を敵国とは見ずに容易にビザを発給します。このように平和主義の国と評価される国は世界に類例を見ません。平和ボケと何と言われようと憲法9条の抑止力の結果です。
 しかし、そのような日本が潰えるのです。今後色々な国から、自分たちの生存を犯す危険な国と認定されかねないのです。
 このような状況にありながら、日本では東欧や中東の春などのようなあからさまな国民運動が今一つ盛り上がりに欠けているように見受けられます。過半数の議席と高い支持率が反対運動を圧倒しているからでしょうか?アベノミクスの恩恵にあずかりたいからでしょうか?
 しかし、内閣支持率も平和主義の観点から不安を感じさせて暫減しつつあります。
 では、なぜでしょう?
 武力を行使することによる実際の「殺戮」に対する「想像力」が欠けているからだという意見があります。
 また、30〜40代の青年世代の動きが活発ではなく非・政治的だという意見もあります。確かに、彼らの世代の動きによって今後の雌雄が決するように思えます。
 そこで、30〜40代の彼らと同世代のエンターテナーの感性を分析することによって、集団的自衛権の行使に対する彼ら世代の動向を予測してみたいと思います。
 取り上げるのは私が心酔する2人の女性歌手、本名、植村愛カリーナと蒲池(かまち)幸子(さちこ)です。どちらも自らペンを持ち、精魂こめてリリックを作り、他人に何かを伝えることを大切にしています。

◆ A→

 植村愛カリーナ。すなわち最初のアルファベットAで始まるAIは1981年生まれ。バリバリの30代です。
 彼女は、2006年ツァーのファイナル、武道館ライブで一世一代のパフォーマンスを見せました。残念ながら私は<日本武道館AI>というDVDでその片鱗を観ただけですが、いち早くヒップホップミュージックを取り容れ、正確で激しいダンスを交えてステージを縦横無尽に駆け回るそのステージは素晴らしいものでした。
 そんな中、極私的失恋歌である最終宣告(LAST WORDS)での「失笑を買うくらい歩きながらI cry。記憶全てかき消したい...帰る場所はもうない。扉閉めて...Say Goodbye」というシャウトが武道館に響き渡ります。私には<あばよ、と言え!!>と背中をドつかれているように聞こえ、失恋体験への共感で観客を煽るそのパワフルさに度肝を抜かれ、仰天したことを忘れられません。
 これは「しがみつかない そんなに弱くない 痛みなんて飲み込んでやる」「何度も何度も努力してきたから 私のこと知ったふりして テキトーなこと言わないで」(Independent Woman)と、メゲルけどいつまでも失った愛に翻弄されてウルウルするのはやめよう、と強靭な意志を持った女性たろうとする徹底した自立性に共通しています。だからと言ってAIは、ウルウルウジウジすることを、ボロボロになり痩せ細る弱さを否定しているのではありません。それを認めるからこそ、「My friendの声がむねの奥に響いて涙...それとひきかえに私がどれだけやれるか見せるから!!!」(365)、「あなたがくれた優しさを抱いて今度は私がMake you smile」(大切なもの)、「あなたが私を護るから・・・・私があなたを護るから」(Story)、などのリリックに明らかなようにAIは、必ず誰かがあなたを見守っている、人は独りで生きていない、そう、人との関わりの中でこそ成長する主体的な自分が基本である、と訴えるのです。
 だからこそAIは、2006年の武道館で満員の観衆に向かって飛翔し、<周りの困っている人に手を差し伸べよう、憎み合い殺し合う争いをやめて愛し合おう>と訴える傑作「I wanna know」をオープニングに選び、疑いなく、世界に対して愛と平和のメッセージを発信する日本を代表するエンターテナーとなりました。
 そして、3・11にいち早く反応したAIは、以降「余裕がなくて 優しくなれない そんな時でも ちゃんと分かってくれている人がいる」「君が笑えば この世界中に もっと もっと しあわせが広がる 君が笑えば すべてが良くなる この手で その手で つながる」(ハピネス)、「いつの間にか 当たり前のことが 出来なくなってた 余計なことを考えすぎて 素直になれない why? そんな時もある でも 人の愛で人は変わる」「家族、友達、恋人も となりの知らない人も Come on! It's OK みんなで手をつなごう」(One Love)など平易で心に迫るリリックで、お隣近所の平穏と優しさこそが人の心を癒すために必要で、愛と平和の基本であることを確信を持って歌い続けています。
 このような彼女が、殺戮を招く集団的自衛権の行使に賛成するわけはありません。
 そして、彼女と感性を共有するファンも全く同じだと思います。
 NO PEACE

やさしさのリレー 〜カモメの子〜

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事務局の柿田泰成です。

ある日のお昼の出来事です。

当事務所の事務職員が、近くのビルのそばに、一羽の鳥がいることに気付きました。
ケガをしているようには見えないが、近づいても飛んで逃げることもしないことから、まだ飛ぶことのできない子どもの鳥であることがわかりました。しばらく周りを見渡しましたが、親鳥は見当たりません。はぐれてしまったようで、ビルに映る自分の姿を仲間だと思って留まっていたのかもしれません。


そこで、その事務職員が、撮影した鳥の画像を、動物園にメールで送り連絡をとると、“おおせぐろかもめ”の亜成鳥らしいこと、このままだと力尽きて死んでしまうこと、保護対象ではないので、動物園での対応は難しいことを教えてもらいました。
そして、出来ることがあるとすれば、近くの川(今回の場合、カモメが集まっている近くの川、豊平川)に連れて行ってあげることとアドバイスを受けました。


この話を聞いた私と先輩(男性事務局)の2名は、段ボールを持ってかけつけました(これも動物園の方のアドバイスです)。
かけつけると、すでに周囲のビルに勤務している方々が、このカモメの子を気遣い、水をあげたり床を濡らしてあげたりしていました。


先輩が、周囲の方々に「豊平川で放そうと思います」と声を掛け上記の経過を説明すると、やはり親鳥はいっこうに姿をみせておらず、周囲の方々も賛同してくれました。すると先輩は、「おいでー」っとかもめの子に人間の言葉を掛けて手を差し伸べ(「おいでー」って言って分かるわけないのに…)、まるで我が子に接するように、その子をやさしく抱き上げ、段ボールに入れてあげました。抱き上げた時、その子は少し驚いたようでしたが、おとなしく段ボールに入ってくれました。


豊平川で、スーツを着た二人組は大きな段ボールを抱えて、遠くで水遊びをしている若者を横目に見ながら、川岸へ向かいます。
ビジネス街では当たり前の格好でも、蒸し暑いお昼の豊平川では妙に浮いてしまいます。
中州にカモメの群れを見つけると、彼は、またもそっとカモメの子を抱え、川に放してあげたのでした。


今回のように、多くの人々のやさしさがつながっていくことが増えたなら、世の中はもっと良くなっていくのかもしれません。

無事にカモメの子が成長してくれることを願っています。

【声明】集団的自衛権を容認する閣議決定に抗議する!

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            集団的自衛権を容認する閣議決定に抗議する事務所声明


 安倍内閣は、2014年7月1日に開催された臨時閣議において、従来の憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定を行った。私たち北海道合同法律事務所に所属する弁護士・事務局一同は、自衛隊の違憲性を争った恵庭事件や違憲判決が下された長沼ナイキ訴訟、自衛隊イラク派兵差止訴訟などに取り組んだ事務所として、この閣議決定に強く抗議する。

 安倍首相は、閣議後の記者会見において、冒頭、「いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく。内閣総理大臣である私にはその大きな責任があります。」と“決意”を述べた。しかし、集団的自衛権行使を容認することは、日本が他国のために戦争当事国になることを意味する。また、国連憲章上、集団的自衛権は軍隊による武力行使を前提にしており、自衛隊に国際法上の「軍隊」の地位を与えることになる。

 安倍首相の“決意”は、戦後一貫して守り抜いてきた他国民を殺さず自国民を戦死させない平和主義を捨て去ることであり、憲法9条2項の「戦力の不保持」及び「交戦権の否認」を名実ともに放棄することである。これは、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」憲法すなわち私たち自身の「決意」に真っ向から反するものである。

 私たちは、過去2度の世界大戦を経験した。世界の市民が殺し合い、また銃後の一般市民が無残に殺される近代戦争の悲惨さを学んだ。日本国憲法の前文及び第9条の恒久平和主義は、戦争から得た最大唯一の財産である。この財産があったからこそ、日本は世界から「平和を愛する国」と敬意を払われ、政府の行為によって自衛隊が海外に派兵されることがあっても、少なくとも建前としては、人道支援、復興支援、武力行使を伴わない国際平和維持活動などにとどまり、戦闘行為に直接関与することはなかった。にもかかわらず戦後70年を目前に控え、日本は、再び戦争をする国への第一歩を踏み出した。

 集団的自衛権は、過去、武力行使の口実として用いられてきた。そもそも、2度の世界大戦は、いずれも自衛のための戦争として行われていたことを忘れてはならない。宗主国が植民地を守るための戦いも自衛のための戦争であったし、テロとの戦いもまた自衛のための戦争であった。戦争の歴史は、一面では常に「自衛のための戦争」だった。

 しかもこの間、日本の政府は、自衛権により守るべきものを「自国の領土と国民」から地理的限定のない「権益」に変え、アメリカは「先制的自衛」「敵基地攻撃」まで自衛権行使の範囲に拡大している。

 当然のことながら、私たち弁護士事務所は、依頼者から、委任の範囲を超えて仕事をすることは許されていない。政府も同じである。私たちが、信頼して委託した事項以外のことをすることは許されない。「厳粛な信託」を明記したものが「憲法」であり、憲法によって権力の暴走に歯止めをかける仕組みを「立憲主義」という。すなわち、日本国憲法は「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」と宣言している。今回の閣議決定は、この憲法の歯止めを無視した点で、立憲主義に違反するものである。

 この閣議決定により、日本の平和主義を破壊する愚かな策動が第一歩を踏み出したことは明らかである。私たちは、政府に対して、この閣議決定に改めて強く抗議するとともに、その即時撤回を求める。また、今後予想される、この閣議決定を前提にした違憲の立法やアメリカとの協定締結を阻止するために、市民の皆さんとともに、全力を上げる。

 私たち北海道合同法律事務所は、平和を愛する全ての人たちと手を結び、日本の主権者の一人として、恒久平和主義を掲げ、立憲主義と民主主義を尊ぶ日本国憲法の理念を実現するため、今後もなお一層の努力を続けることを表明する。
  
                                       2014年7月2日 

                                       北海道合同法律事務所
                                          弁護士 池田賢太
                                          弁護士 石田明義
                                          弁護士 内田信也
                                          弁護士 香川志野
                                          弁護士 川上 有
                                          弁護士 笹森 学
                                          弁護士 佐藤哲之
                                          弁護士 佐藤博文
                                          弁護士 中島 哲
                                          弁護士 長野順一
                                          弁護士 橋本祐樹
                                          弁護士 廣谷陸男
                                          弁護士 三浦桂子
                                          弁護士 山田佳以
                                          弁護士 渡辺達生
                                              事務局一同