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橋本祐樹です。コラム初執筆です。
先日まで少年事件を担当していました。登録後半年で刑事事件の経験も少ないのに少年事件だなんて、それも一気に2件も…
正直、これまで少年法を勉強したのは司法修習中に講義を受けたくらいでした。ですので、色んな本を読み、勉強しながら、少年に会いに行きました。
少年には時間が許す限り会いに行って、色んな話を聞きました。事件の解決に必要なことも、不必要そうなことも…
少年は、大人振ろうとする一方、幼くあどけない表情を見せるときもありました。私は、「今ここでこの子がちゃんとやり直せるように、できる限りのことをしよう」と思いました。弁護士として、ちょっとおせっかいなお兄さんとして…
親御さんに何度も会いに行き、今後の話をしました。学校にも行き、先生ともお話しました。調査官や裁判官にも会いに行きました。
関係する全ての人が一生懸命でした。周囲の大人のこのような努力を理解してもらいたくて、少年にも伝えました。
少年は真剣に私の話を聞いてくれました。そして少年は、しっかり反省し、周囲の努力に感謝し、前向きに生きていこうと考えるようになりました。
このような姿勢は裁判官にも伝わり、少年にとって良い処分になりました。
今回の事件を通して、事件の処理の仕方だけでなく、子どもをめぐる環境の大切さや家族の絆の強さを学びました。
いつか、少年たちが素敵な大人になって私の前に現れてくれたら嬉しいなと思います。

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